
こんにちは、チルチルトです。
舟券予想の醍醐味と言えば、荒れるレースを予想して、万舟を当てることですよね!
私も数回当てたことはあるんですが、1周1マークで展開がハマったあの快感と、3周している間のハラハラ感、当てた後の優越感はなんともいえないものがありました…(遠目)
あのときの体験をもう一度したくて、すっかり穴党になってしまい、その後どうなったのかは、お察しの通りです…
そんな穴党のみなさんに有益な情報をお伝え出来ないかと思い、過去1年間のデータから、どの選手が出場した時に、最も多く万舟が出現したのかを調べてみました。
データ収集期間
2019年4月1日~2020年3月31日までのデータを収集しました。
荒天によって周回短縮されたレースや、安定板が装着されたレース、欠場艇が出たレースは統計から除外しています。
万舟出現回数トップ5
選手名 | 万舟回数 | 平均配当額 |
石川 真二 | 76 | 30205 |
中嶋 誠一郎 | 66 | 26575 |
田中 和也 | 66 | 27315 |
羽野 直也 | 66 | 27482 |
西島 義則 | 65 | 26993 |
なんと、一位は二位に10回も差をつけた石川真二選手(A1)でした!
平均配当も5選手の中で最も高い、30205円と高配当を提供していたようです。
二位は同じ66回で、中嶋誠一郎選手(A2)、田中和也選手(A1)、羽野直也選手(A1)の三人が並び、五位は西島義則選手(A1)でした。
どうですか?予想した選手は入っていましたか?
石川真二選手といえば、強烈なピット離れ仕様でモーターとプロペラを仕上げるイン屋の選手です。
ピット離れがでるかどうかは本番次第のところがあり、進入予想が難しいので、配当が高くなりやすいのでしょうか。
データを詳しく見てみると、1号艇のときに万舟が出現する回数が最も多く、18回、逆に2号艇だと最も少ない8回、3号艇で10回、4号艇で15回、5号艇で12回、6号艇で13回となっています。
前づけを狙う外の枠番の時と、人気を集めやすい1号艇の時がねらい目のようです。
また、石川選手の着取りを見てみると、76回の万舟の内、10回が1着、66回は1着以外になりました。
大半が1着ではないということをみると、石川真二選手を1着から外した買い目が狙い目なことがわかります。
データ紹介
石川真二選手

石川選手の特徴は、上述した通りです。
データをみても、1コースでの成績は全選手の平均ぐらいのようです。
ピット離れで出れば積極的に1コースを狙っていくことや、セッティングがピット離れ仕様なので、直線系統が弱くなりがちになることが影響している可能性が高いように思います。
1コース以外のデータでも、まくりが平均以下で、差しの能力値がかなり高いことから、差し傾向の選手であることがわかります。
中嶋誠一郎選手

データをみると、1コースの成績がA級選手の平均ぐらいで、それ以外のコースも大きな特徴はないようにみえます。
万舟が出たときの着取りは、1着が11回、2着が10回、3着が19回、4着が13回、5着が10回、6着が3回となっています。
3着や4着の中間着が多く、6着は3回と少ないため、道中戦が上手く、ヒモ穴になりやすい選手なのかもしれません。
田中和也選手

一目でわかる、攻撃型の選手ですね。
1号艇では、まくられにくいが差されやすいというデータ傾向から、まくりに抵抗していくため、差しを決められやすいことがわかります。
2~6号艇でも、まくりの能力値が特に高いです。
万舟が出たときの着取りは、1着が14回、2着が14回、3着が11回、4着が14回、5着が5回、6着が8回です。
1~3着の割合が多く、攻撃型の選手であることからも、万舟になるときは自力で展開を作っていくことが多いことが推測できます。
田中選手で万舟を狙う時は、田中選手と、その右隣以降の選手を狙ってみるといいのではないでしょうか。
羽野直也選手

九州トップルーキーの羽野直也選手です。
データは、どれもトップレベルのオールラウンド型ですが、1コースでの成績が少し悪いように見えます。
万舟時の羽野選手のコースは、1コースが17回、2コースが11回、3コースが4回、4コースが12回、5コースが8回、6コースが14回となりました。
予想通り、苦手な1コースで万舟が多くなっているようです。
負けパターンとしては、対まくりの能力値が「C」なことから、まくられての負けが多いようです。
SGやG1戦線になると、コース取りが厳しくなるため、起こし位置が不安定になる影響があるのかもしれません。
1コースの次は、6コースで万舟が多く発生しています。
大外枠では、ヒモ穴で狙ってみてもいいのではないでしょうか。
西島義則選手

かつてSG3連覇という大偉業を達成した「インの鬼」西島義則選手です。
1号艇以外ならどこからでも1コースを狙いに行くイン屋の中のイン屋ともいえる選手です。
データを見ると、2コースでの成績が最もよく、1・3コースが平均ぐらいのようです。
万舟時の枠番は、1号艇で15回、2号艇で8回、3号艇で11回、4号艇で12回、5号艇で6回、6号艇で12回でした。
イン屋にとって一番有利な1号艇で万舟が多いのは意外ですね。
人気が西島選手に集まる分、万舟になりやすいのでしょうか。
万舟時の着順は、1着が5回、2着が8回、3着が12回、4着が15回、5着が12回、6着が11回でした。
1、2着はあまり狙わず、3着に西島選手が入るような舟券戦略が有効みたいです。 まくられてからでもしっかりと3着争いには残せているのは、さすがインの鬼ですね。