このページでは、2019年度のレースタイムベスト5その選手データを紹介します。

データ収集期間

2019年4月1日~2020年3月31日までのデータを収集しました。

荒天によって周回短縮されたレースや、安定板が装着されたレース、欠場艇が出たレースは統計から除外しています。

レースタイムベスト5

集計結果は以下の通りです。

日付 選手名 開催場 レースタイム
2019/12/13 白石 健 鳴門 1'44"5
2019/12/29 西野 雄貴 鳴門 1'44"6
2020/01/01 瓜生 正義 芦屋 1'44"6
2019/12/10 白石 健 鳴門 1'44"7
2020/02/11 秋山 直之 芦屋 1'44"9


1位~5位までがわずか0.4秒差という僅差の中、白石健選手が、2019年度の最速選手に輝きました!

なんと同じ節内で1位と4位を記録し、ベスト5のうちの2つが白石選手でした。

さぞかしすごいモーター(超抜機)を引いたのかと思って調べてみたら、このときのモーターは2連対率「28.99%」と目立つような数字ではなかったようです。

モーターの力も重要ですが、それよりも選手のターン力の方が重要ってことですかね。


選手以外に注目したいのは、トップ5の内の3場がボートレース鳴門で、2場がボートレース芦屋だったことです。

何か場ごとの特徴が関係あるのかもしれません。

小鳴門海峡に面した海水の水面ですが、防波堤があるので大きな波やうねりはありません。 形状がスタートラインから1マークへ向けて内側へ狭くなっており、隣の艇との間隔が狭いので差しが狙いにくく、インコースがすごく難しい水面です。

ボートレース鳴門|水面特性

芦屋のピットから2マークまでは140mあり、全国24場の中では18番目に遠いが、待機行動時間は1分40秒とからつや福岡と比べると10秒短い。その分、インの起こし位置は楽になる。1マーク方向の対岸は自然の植生で覆われていて、コンクリート護岸と比べると反射波が少なく、選手にとっては安心してスピード旋回ができる。

ボートレース芦屋Official Site - 水面特性・進入コース別情報


ちなみにベスト5の記録は全部1コースからだったんですが、ボートレース芦屋は、1コースの選手がしっかり助走をとれる上に、安心して握って回れるようで、インコースには有利な水面みたいですね。

反対に、鳴門の方はインコースがすごく難しいって書いてますね…

3つも記録が出たのはたまたまだったんでしょうか…?

この辺りは、今後もう少しデータを調べてみる必要がありそうです。

最速選手のデータ紹介

さて、ここからは2019年度の最速レースタイムベスト5を占めた4選手のデータを紹介いたします。

データの比較対象は、2020年4月時点で登録されている全選手です。

白石 健 選手

最速男は、能力値もすごい!

全部が「S」というパーフェクトな評価になりました。

6角形データもキレイな6角形で、苦手コースのないオールラウンド型の選手です。

まだ記念戦線での優勝はないようですが、これからの活躍に期待できますね!

西野 雄貴 選手

デビューから7年目の若手選手ですが、能力は素晴らしいです!

「差し」よりも「まくり」の方が評価が高いので、握っていくタイプの選手のようです。

スピードターンで握って来られれば、内枠の選手はたまりませんね。

得意コースは、2コースと4コースのようです。

スタートを決めて、一気に内枠を飲み込んでいくレースに期待です。

瓜生 正義 選手

ご存知「正義のヒーロー」瓜生正義選手です。

昨年のSGオーシャンカップでの見事な優勝は記憶に新しいかと思います。

能力値は、文句なしのSGクラスですね。

キレイな6角形で、全てにおいてハイレベルなオールラウンド型の選手です。

「まくり」の能力も高いんですが、「差し」がそれよりもさらに高いことが特徴です。

秋山 直之 選手

タイムアタックといえば、秋山直之選手の名前を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

もちろん、2019年度でも堂々のランクインです。

秋山選手と言えば、握って全速で旋回するイメージが高いんですが、差しの方が若干高く評価されています。

6角形データでは、外枠の評価が高いので、鋭い旋回からの連入に期待したいですね。

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