はじめに

昨日に引き続き、今日も「三国レディースカップ 最終日」から、データでみる注目レースを紹介します。


5日目のねらい目レースは、2レースの4号艇西村選手でしたが、狙いとは全然違いましたね…

リアルタイムで展示航走から見ていたんですが、展示タイムでインの3艇よりも遅めの時計を出した瞬間に「あっ…(察し)」という感じでしたね。

レースの結果は、調子悪いと私が豪語した3号艇の新田選手が見事なまくり差しで1着に…

全然やないかいと一人スマホの画面をみながらつぶやいてました。


言い訳がましく聞こえますが、これはデータ的に見ると予期できる展開でした。

記事の中でも触れていたんですが、1号艇の細川選手は対差しが「E」で、データ的に差しに極端に弱い選手ということがわかってました。

4カドまくりにこだわらずに、展示タイムをみた瞬間に頭を切り替えて、スロー勢の差し攻めを予想するべきでした。

細川選手のデータと新田選手の「モーターが良い」というコメントを信用していれば、買えていましたね。

という言い訳でした。


昨日の反省はここまでにして、本題に移っていきましょう。

最終日のねらい目レース

私の性といいますか、1日の全レース分のデータを見ていると、どこでまくり決まるかなーという観点でみてしまいますね…

というわけで、今回も懲りずに4カドまくりのねらい目レースをデータと共にご紹介します。

今回ねらい目レースとして紹介するレースは、第9レースです。

注目選手は、4カド4号艇の安井瑞紀選手です。

ここからは、安井選手を推す理由を説明していきます。

ポイント1:岩崎選手のモーターがイマイチ

このレースでの実力上位は、来期のA1残留を余裕で決めた3号艇、岩崎選手です。

3コースは能力的にも実績的にも格上なのは明らかなんですが、今節はモーターがかなり悪いようです(二連対率:29.41%)。

準優勝戦にも出場できていませんし、着取りをみても、選手の調子指数を計算するまでもなく明らかに不調です


スタート力は「B」で高い水準なんですが、今節のSTを見るとバラつきが大きく、スタートも遅め。

スタートの良さに直結するモーターの行き足系統が良くないと思われます(いわゆるスタートが届いていない状態)。

こうなると、本番でも遅れる可能性が普段よりも高くなっていると考えられます。

また、もしスタートをある程度行けたとしても、モーターに力がないので、直線で伸びるダッシュの攻めを受けきれないのでは?とも推測できます。

ポイント2:安井選手は一発屋タイプ

安井選手の能力値を見ると、まくりが差しよりも極端に高い「B」であることがわかります。

まくりや差しの能力値は、その決まり手で1着になると上がっていくので、安井選手はまくりきっての勝ちが差しよりも多く、その回数も女子選手の中で多い方であることがわかります。

一方、コースの得意度を表す6角形のデータは、1着の回数が多い割には、まくりが決まりやすい3コースや4コースで高くなっているわけではありません。

これは、1着をとることが多いけれど、中間着をとるような着取りができていないときに生じる現象です。

つまり、安井選手は1着か6着かの勝負になる「一発屋」タイプの選手であることを示しています。

一発屋タイプの選手は、勝率がおのずと低くなるため、1着をよくとっていても、人気が集まりにくいという特徴があります。

そのため、高配当を狙う穴党にはうってつけの選手といえます。

ポイント3:一発が起こりやすい状況

今回のレースは、そんな一発屋の安井選手に有利な展開であると思われます。

最終日の一般戦は、一走ごとのポイントを競い合う予選と違って、レースで無理に着取りを狙わなくていい状況になります。

次の斡旋に健康体で向かうためにも、無駄な事故を起こさず、怪我無く無事にレースを完走することが大切です。


加えて、5月1日から新しい期が始まっているので、どの選手も一般戦でいきなりフライングして、大きなペナルティを背負いたくないはずです。

おのずとスタートを攻める選手が少なくなると予想されます。

その中でも、今節のスタートが安定していない岩崎選手は、ここで攻めたスリットはいかないはずです。


しかし、先ほど述べたように、岩崎選手はこの中でも実力上位の選手で、他の5艇からマークされる存在です。

スタート能力という面で9Rのメンバーを見ても、岩崎選手は一番高い能力値のため、特にスロー勢は岩崎選手を基準にしたスタートにする可能性が高いです。

つまり、スローで基準になる岩崎選手が慎重なスタートをいけば、スロー勢の全員が遅れることになります。

この状況は、ダッシュから一発を狙う安井選手にとって、願ってもないチャンスが到来するのではないかと思われます。

買い目のポイント

以上3つの理由で、安井選手の一撃を狙ってみたいと思います。

まずはスロー3艇のスタートがどうなるか次第で、大きく買い目のポイントも変わってきます。


スロー3艇が遅れる想定なら、4号艇安井選手から狙いたいところです。

普通にまくり切れるのであれば、5コースになるであろう6号艇薮内選手や1号艇の谷川選手を2着につけて無難に買っていきたいところです。

特に薮内選手はスタート力が高い選手なので、安井選手がスタート攻めれば一緒に攻めていけるのではないでしょうか。


もし谷川選手が先に回れる展開であれば、安井選手と競り合っている間に、間隙をついた薮内選手の1着なんかも面白そうですね。


大穴狙いなら、5号艇の山川選手を絡めるのもありかもしれません。

6コースまわりで成績は全くですが、スタートは0台を何度か行けています。

内側でやりあえれば、展開をつけるかもしれません。

まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございます。

今回も、4カドまくりというテーマでデータを紹介しました。

みなさまの予想に少しでも参考にしてもらえれば、幸いです。

この企画での記事執筆をどのくらい続けるかはまだ未定ですが、面白そうなレースがあれば、随時更新していきたいと考えています。

では、よい舟券ライフをお送りください。

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